賛助会員のSDGsへの取り組みを学ぶ「クロスミーティング」開催しました
2020年12月10日 オンライン
[2021年01月13日]
iconの正会員と賛助会員が意見交換をする、毎年恒例の『iconクロスミーティング』、今回はSDGsをテーマに流通活性化Div.とSDGs推進会議の合同開催で実施しました。事前に、賛助会員各社にSDGsへの取り組みについてアンケート形式のヒアリングを行い、その中から3社の内容について各担当者が発表しました。また、新しく賛助会員になられた企業担当者からは、海外のファブリックス事情についての話がありました。
日 時:2020年12月10日(木) 15:00~17:00
会 場:Zoomによるオンライン会議
参加者:正会員 20名、賛助会員 7名
【取り組みの紹介】
■株式会社弘和 高橋丈夫氏
オーダーカーテン縫製の専門企業で、茨城県の工場では、地元雇用中心(女性70%)で、
技術力維持のため、正社員として終身雇用し地域貢献している。定年延長制度を採り入れ、
低VOC、非VOCタイプフックの採用や、通い箱の採用、他業者との共同配送の実施などで
段ボール箱の削減を図った(GOAL8,12,13)。
■株式会社シオン 石川公一郎氏
「いわての中小企業とSDGs経営」というセミナー勉強会を主催。自社を持続可能に経営
する指針としてSDGsの視点を取り入れることが有効と考えている。
■株式会社シリカライム 三浦沙紀子氏
製品であるシリカライムの普及がSDGsに貢献している。接着剤の不使用、空気清浄機や
加湿器・除湿器が不要なことで、電力消費を抑え、環境負荷をへらしたり、人数が減って
いる左官職人の技術を必要としている(GOAL3、7、8、11、12)。
【海外の状況について】
■bp international tokyo株式会社 林田典子氏
ヨーロッパのファブリック企業では、グローバル化による売り上げの減少に対し、ブランド
や機能性のほかに、その商品を選ぶ理由として、環境への負荷軽減や社会的問題への配慮を
しているか、を訴えることが重要になっている。例えば、オーガニックコットンを使うこと
がなぜ重要か等、ヨーロッパの商品を扱う企業として、消費者にそういった問題を訴えてい
くことが大切。との考えを話されました。
![]() 高橋丈夫氏 石川公一郎氏 |
![]() 三浦沙紀子氏 林田典子氏 |
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