日本インテリアコーディネーター協会

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icon研究委員会見学会 第三回 林芙美子記念館の見学をしました

[2013年03月18日]

作家・林芙美子が昭和16年から昭和26年にその生涯を閉じるまで住んでいた家です。林芙美子は自宅を建てるにあたり200冊もの本を読み、職人を連れ京都まで勉強にいったそうです。そのこだわりは家の随所に見ることが出来ました。



茶の間と続きの広縁。庭の景色も合わせさらに広がりを感じます。

茶の間。細かく設計された収納が目を引きます。
見た目の華やかさではなく、住む人間が使いやすいように収納など細かく設計されています。粋な造作や珍しい材料も見受けられました。

客間の出入り口。一つは低く作られています。茶室を意識したのでしょうか。

書斎。芙美子はここで寝泊まりしたそうです。

インド更紗で仕上げた収納の襖。建物の中で唯一華やかな色合いが使われている部分です。
これから研究委員会では熊谷恒子・吉屋信子そして林芙美子の私邸見学を通して和の空間・建具による空間への効果を研究していきます。
報告書をまとめて皆様に発表出来るように準備を進めておりますので、お楽しみに。

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